豊かな生活を送るには

私は、令和という時代に入ってふと考えることがあります。

それは、これからの世の中、大きく経済が成長することはあるのかということ。これからの時代、経済の成長が果たして私たちの生活を豊かにするのかということ。

皆さんは、今の生活で不便に思うことはあるでしょうか。もしあっても10年前、20年前と比べるとそう思うことは少なくなっているのではないでしょうか。

現在の社会は昔に比べてかなり便利になっています。例えば、1つに工業化よって機械や家電ができたことが挙げられます。現在では、家電は一般家庭で当たり前に存在し、ほとんどの場合、不具合もなく役割を果たしています。また、家電によって家事の負担も減り、時間がより合理的に使えるようになってきました。

工業化が起きたとき、我々は便利な生活を送るために、発想と技術でより便利な働きをしてくれる機械をつくり、生活に取り入れられてきました。例えば、代表的な家電として、洗濯機、冷蔵庫、掃除機が挙げられますね。これらの家電は私たちの生活を豊かにするのに今ではなくてはならない存在となりました。

つまり、工業化の時には、人々の生活を便利にするという目的をもって、技術者たちが技術を高めて、より安く、より便利な機械を作り上げ、それに伴い、経済は大きく成長しました。

したがって、工業化の時代は、工業化=経済成長=豊かな生活となっていたわけですね。

次に、情報化が挙げられます。私たちは、今では紙媒体だけでなく、技術の成長によってインターネットを通して有益な情報が簡単に得られるようになりました。

情報化によって、今まで少数の人にしか知られていなかった事実が、多くの人に知ってもらえるようになりました。

情報提供により、有益な知識が得られ、より豊かな生活を送るきっかけとなっているといってよいでしょう。

また、広告が運用されることによって、経済が回り、経済成長も成し遂げられています。このことから情報化=経済成長=豊かな生活となっているといってよいでしょう。

このように、工業化から月日は流れ、現在私たちは、かなり便利な生活を送れています。

では、これから先、私たちが求めるものは何でしょう。これからも新しい価値、技術を生み出すことで私たちの生活は豊かになるのでしょうか。

私は、現在において経済成長=豊かな生活という考えに違和感を感じます。

機械も多く導入され、物理的に便利になり、インターネットによっても欲しい情報がいつでも得られるようになりました。

これから求めるものは何でしょう。前提として、これ以上何かを求める必要があるのでしょうか。

その違和感をこの記事に書かせていただきました。

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